型式SDL-200-1AJ
多目的試験片裁断器/新JIS K7139
出光石油化学(株)共同開発製品

出光石油化学株式会社 共同開発製品

プラスチック 多目的試験片 JIS K7139、ISO-20753に規定されている、射出成形により直接成形されたタイプA1試験片は、狭い平行部分の長さが[80±2㎜]であるため、切断によりタイプB2の試験片を作製することが望ましいとされます。

従来は、各試験方法規定により、様々な形状の試験片を準備する必要がありましたが、多目的試験片により試験片形状が統一されました。

本装置は当規格に基づき、弊社オリジナル製品 「スーパーダンベル®(替刃方式)」と、出光石油化学(株)との技術・アイデアを複合させた、合理的な裁断器として開発設計されました。

特徴

①コンパクトな設計により、成形機取り出し付近に設置し、その場で瞬時にカットできます。

②スプルー、ランナーのカット(前処理)は一切ございません。

③カット面にバリ等は無く、限りなく垂直に近い状態でかつ、極めて良好な状態で採取できます。

操作方法

①射出成形されたタイプA1試験片を移動テーブルにセット(安全性・作業性を考慮し、試験片のセットは前面で行います。)

②移動テーブルを打ち抜きポジションに移動し、レバーを下げれば作業完了

各種成形品に対応

左:小型角板用/右:角柱状試験片4成形用

型式SDL-200-1AJ 主要諸元

型式SDL-200-1AJ 高性能型多目的レバー式裁断装置
レバーテコ比 1:30
裁断ストローク (約)0~16㎜
ワーク移動テーブル摺動部 LMリニアガイド2平行設置、及びスラストベアリング軸受け機構
ワーク移動テーブル摺動ストローク (約)230㎜(水平移動型)
ワークテーブルサイズ 120×215㎜
下限調整 強制下限ストッパー
レバーロック 安全レバーロック
使用カッター SSK-1002-D
機体寸法及び重量 (約)(W)280×(D)550×(H)640㎜ (約)65㎏

ご参考 JIS K7139 
プラスチック-多目的試験片

試験方法 引用規格 試験片タイプ、寸法(㎜)
引張試験 ISO527-2 A形又はB形
引張クリープ試験 ISO899 A形又はB形
曲げ試験 ISO178 80×10×4
圧縮試験 ISO604 80×10×4
衝撃強さ(シャルピー) ISO179 80×10×4
衝撃強さ(アイゾット) ISO180 80×10×4
衝撃強さ(引張衝撃) ISO8256 80×10×4
荷重たわみ温度 ISO75 (110、又80)×10×4
環境ストレスクラッキング ISO4599,ISO4600 A形又はB形、又は80×10×4
酸素指数 ISO4589 80×10×4

埼玉県川越市大字笠幡2243-1049-232-1550

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